蓄電が課題みたいですね
太陽光発電と言えば当然発電出来る時間は太陽が照っている時間だけです。実際のところ太陽光発電はそれそれだけでいいと割り切ってしまえばいいという考えもあるでしょう。化石燃料発電所と併用して、そちらで調節すればいいわけです。それでもその電気をためておけるようにしようという動きはあるようです。考えてみれば風力発電でも風が吹くときと吹かないときがあるわけで、たくさん吹くときに電気をためておいて、吹かない時にそれを取り出して使えばいいわけです。そうすれば石油や石炭発電所に掛かる負荷も小さくなるのだと思います。 実際スペインの発電所では、太陽熱を熔解塩にため、その熱を使って蒸気でタービンを回す仕組みで、昼間だけでなく夜間も発電出来るそうです。またドイツでは大型蓄電施設を各地に作って、昼間太陽光発電でためた電気を夜取り出して使うプロジェクトが進んでいるようです。今後こうした蓄電技術が発展すれば、安定電源としての信頼性も高まっていくんでしょうね。